16R8in名阪 リザルトUP
ダイナミックなダートセクションで有名となりつつある名阪ラウンド。ここぞとばかりにダート巧者がこぞってエントリーしていただき、熱いバトルが繰り広げられました。
先程、MFJのHPに公式結果が掲載されましたのでご覧いただければと思います。
おそらく今大会の中で一番歓声に沸いたのがこのJAWS増田選手が吉田選手をパッシングするシーンだったのではないでしょうか。
大外から一気にまくってのパスは増田選手のモトクロス時代を彷彿とさせる走りで撮っている自分も興奮してしまいました(笑)
そんなJAWS増田選手。前日練習には参加せず、当日の練習走行だけでセッティングを決め、レースで結果を出しているのです。
しかも見ていいただきたいのが、増田選手のタイヤパターン。
左の吉田選手はレインタイヤのように、溝を何本も掘り、ダートでのグリップ力を増そうとしています。他の多くの選手もこのように溝を何本も掘り、ダートで少しでも速く走れるようにセッティングしていました。
でも右の増田選手のフロントタイヤは、殆ど溝がないですよね。
そうなんです、ほぼスリック状態のタイヤをチョイスしています。
これって、実は凄いことでして。。。このスリック状態のタイヤだとダートで殆どグリップしないのです。
(今大会はダートで転倒者が多かった=ダート区間での走行が難しい)
なのに、増田選手は巧みなテクニックで果敢にダートを攻め、決勝ヒート2では優勝した森田選手を抑えファステストラップをマークしているのです!!
その他にも様々なドラマがあった名阪ラウンド。楽しんでいただけましたでしょうか?
ご参加いただいた皆様、関係者の皆様、観戦に来られた皆様、本当にお疲れ様でした!!
↓↓ 公式結果はコチラ ↓↓
http://www.mfj.or.jp/user/contents/race_result2016/supermoto/result/r08_s1pro.html